緑内障

緑内障について

緑内障とは

緑内障は、眼の神経が徐々に損傷する眼の病気です。通常、眼内の液体の循環が乱れ、眼圧が上昇することによって発症します。この高眼圧が視神経にダメージを与え、視野の欠損や視力の低下を引き起こします。
緑内障の症状は初期段階ではほとんど現れず、進行すると視野の狭窄や暗い部分、視力の低下などが現れます。緑内障の診断には眼科医が行う視野検査が重要です。この検査では、患者の視野の欠損や変化を評価し、緑内障の進行度を判断します。

緑内障の検査

緑内障は早期発見と治療が重要であり、通常は目薬や経口薬による眼圧の調節が行われます。進行した緑内障の場合、手術が必要となる場合もあります。定期的な眼科検査と適切な治療により、緑内障の進行を遅らせ、視力の維持や改善を促すことができます。
当院では短時間で詳細な視野が計測できる視野計や、視神経とその周囲の網膜のダメージを写すことができる眼底カメラ（OCT）などの機器も最新のものを取り揃えています。

緑内障の治療

緑内障の治療は、目薬を点すことでその人にとって安全と考えられる範囲まで眼圧を下げることです。薬の効果が得られなかったり、副作用が強く出てしまうなどで、点眼の継続が困難な場合には手術が必要となります。
当院では手術は行っておりませんので、手術を必要とする場合は円町さくら眼科クリニック（本院）をご紹介させていただきます。